日本と海外の最新メールマーケティング事情を比べると

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前回は、米国の最新メールマーケティング事情のポイント6つのうち、5つまでをご紹介しました。今回は、海外の状況にこれから日本も追従していくであろう、オートメーション化について、少し詳しく述べていきます。

 

米国の最新メールマーケティング情報を振り返る

前回の記事では、米国の最新メールマーケティング事情として、2017年以降のトレンドとなるであろう、6つのポイントを挙げました。一旦、振り返ってみましょう。

  1. インタラクティブメール
  2. ビッグデータを活用したパーソナライズ化
  3. HTML5ビデオ
  4. オムニチャネル活用
  5. メールの暗号化
  6. オートメーション化

このうち、1から5までは、1つ前の記事で解説していますので、そちらをご確認ください。

今回は、6番目の「メールマーケティングのオートメーションン化」についてです。まずは、日本のメールマーケティングの現状を考えてみます。

 

日本のメールマーケティング事情の現状

日本国内でも活用が進んでいるメールマーケティングですが、現在は「デジタルマーケティングにおける主流」になるべく、以下のような対策を行っている企業が多いのではないでしょうか。

  • メール到達路の分析と改善
  • 開封率を向上させる施策の検討
  • メール内URLのクリック率の分析
  • ステップメールの活用
  • リターゲティングメール
  • ユーザーの属性に合わせたセグメント分け

日本国内では、メールマーケティングの導入が進んでいる企業でも、前回お伝えしたオムニチャンネルや、今回お伝えするオートメーション化が、徐々に取り入れられている程度で、インタラクティブメールや動画や暗号化などは、まだまだこれからといえそうです。

 

メールマーケティングのオートメーション化とは何か

これは文字通り、企業側から送られてきたメールに対し、ユーザーが何らかのアクションをとった後に、ユーザーに合った内容のメールが自動で送られる、というものです。
今後の展開としては、さらに顧客ごとに最適なタイミングで、最適なメッセージが送られてくることを意味しています。
これまでの日本では、ステップメールを活用したオートメーション化が主流でした。顧客一人ひとりのニーズに、深くマッチしたメールのオートメーション化(自動配信)は、まだ認知度が低く、大きく普及するまでには至っていないのが現状でしょう。しかし、米国での普及を受けて、今後は日本でも取り入れていく企業が増えていくと考えられます。

もっとも分かりやすい例が、ECサイトにおける、いわゆる「カゴ落ちユーザー」へのメールではないでしょうか。
米国のEconsultancy社がオープンにしているデータによると、最新のオートメーション化により、「カート内に商品が入ったまま放棄されたことを確認後、「One to One」の自動フォローアップメールを送ることで、メールの平均開封率は46.6%だった」とあります。この字小津フォローアップメールでは、コンバージョンに至らなかった商品ページを再度案内したり、サイズや色などの類似商品を再度紹介していくという手法が取られています。その結果
・開封されたメール内URLの平均クリック率は28.7%
・フォローアップメールからの平均コンバージョン率は5%
という結果が出ているそうです。

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これらのデータが示すように、メールのオートメーション化により、それぞれのユーザーに対するアプローチや、セールス後のフォローが、さらに効率良く出来るようになると期待されています。
最終的には、ウェブサイトを含めたすべてのチャネルで、顧客一人ひとりに最適な情報が送られることが理想ですが、メールのオートメーション化は、これらのニーズに対して、情勢が大きく前進することに寄与するのではないでしょうか。

まとめ

海外での最新のメールマーケティングトレンドは、前回お伝えしたインタラクティブメール、ビッグデータ活用、動画、暗号化などの点で大きく進んでおり、日本はまだ全国的に広く拡散するほどではありません。しかし、いずれ日本でも、これらの手法を含めたデジタルマーケティングが、展開されていくでしょう。
今後、デジタルマーケティングを進めていく上では、こういった「メール機能を上手く活用した新しいユーザーアプローチ」が、主流となってくるかもしれません。

 

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