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昨今では、IoT関連の市場が拡大傾向にありますが、IoTがマーケティングにもたらす効果も非常に大きくなってきているようです。今回は最新のマーケティング事例も交えながら、IoTの最新事情を見ていきます。

 

IoTがもたらすマーケティングの革新とは?

最近、IoTという言葉をよく耳にするようになりました。IoTとはモノとインターネットの融合を指し、モノがインターネットにつながることによって、ユーザーの生活がより便利に豊かになることです。

例えば、車の運転中、道路の混雑状況をインターネットを通して検知し、比較的空いている道へ車を誘導することで、街全体の渋滞緩和を行うことや、車同士で情報交換をすることで事故を防止するというシステムが考案・開発されています。また、スポーツの際にスマホとBluetoothをつなぐことで、シュートやドリブル等、プレイのフィードバックをすることができれば、あなたのスマホがコーチのような役割をしてくれることが、可能となります。

そして、ユーザーだけではなく、企業側のあらゆる業務が自動化、最適化していくことになります。企業マーケティングにおいても、ウェアラブルデバイス等からユーザーのデータが収集され、商品やサービス開発に役に立つなど、革新が起こっています。

今後、企業がユーザーのデータ収集や分析、フィードバックにIoTを活用していけば、より一層ユーザーにパーソナライズされた商品やサービスが、生み出されていくことでしょう。

 

IoTマーケティング事例

それでは実際にIoTがどのようにマーケティングに活用されているのでしょうか?一例をみていきます。

日本全国で展開する商業施設「PARCO」では、来店前から「ITを駆使した接客」に取り組んでいます。その接客ツールが「POCKET PARCO」というスマホアプリです。

このアプリの最大の特徴が、来店した顧客はもちろんのこと、来店や商品購入をしていない利用者にも、ポイントを付与する点です。

さらにテナント店舗によるおすすめ情報をチェックできたり、来店時に「POCKET PARCO」でチェックインするとポイントが貯まる仕組みとなっていて、このアプリの効果で客単価が2倍になったという結果がでています。

ホテルサービスでも、IoTを活用した事例があります。スターウッドホテル&リゾートでは、ホテルの部屋をユーザーがIoTを駆使してコントロールし、好きなようにカスタマイズできる取り組みが実施されました。

また米国のスポーツウエアのアンダーアーマー(UNDER ARMOUR)では、ユーザーが店舗内のスクリーンを利用して自分の体のサイズに合ったウエアを注文したり、スクリーン上の商品を左から右へとタップをして商品を受け取るといったこともでき、ユーザーを惹きつけることに成功しています。

 

IoTの今後は?

株式会社スパイスボックスと株式会社シード・プランニングが共同で調査したIoTの広告動向によると、2020年に国内の市場規模は1,290億円にまで拡張するということです。2013年から比較すると7年間で約5倍になる計算です。

スマホやタブレットを始め、家電製品や車、ウエアラブル端末、ヘルスケア機器、飲食店メニューや店舗レジなど、2020年に国民が所持するデバイスは、一人あたり平均6.78台にまで拡大するそうです。

今後IoTが進化するにつれて、企業への普及が進むでしょう。まずはBtoCからメインになると思われますが、いずれはBtoB、BtoGなどでも広がっていくかもしれません。

課題をあげるならば、IoTによって得たデータへの、プライバシーおよびセキュリティ対策の徹底や、集約したデータをサイバー攻撃から守ることなど、セキュリティ面での強固なインフラ設定ではないでしょうか。

 

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まとめ

IoTを活用したデジタルマーケティングは、ユーザーや企業側に多くのメリットがあり、今後市場が拡大していく見込みです。

2020年には多くのデバイスがインターネットとつながり、今よりさらにユーザーの行動や購買パターンのデータ蓄積や分析、接客、販売に大きな効果をもたらしていくでしょう。

 

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