マーケティングの基本「データ」の価値と考え方について

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みなさんは、“データ”と聞くと何を想像するでしょうか。
近年、世の中には“データ”という言葉が広く浸透し、Webマーケティングの領域においても、多種多様なビジネスへの利用が広がっています。ただ現実としては、どのデータをどのように活用すべきか、明確になっていないケースもたくさんあります。

多種多様な”データ”

そもそも“データ”とは何でしょうか。
一般的には、あるユーザーが活用することを前提として集められている複数の事象や数値などの“まとまり”と捉えることができます。例えば、性別、年齢、居住地域などは、ある1人の人物を表す属性データですし、これら属性データをまとめてデータと呼ぶこともあります。一言でデータといっても、人によってその言い方、感じ方、利用シーンは様々です。

データの”価値”は何で測るのか

実際に、ビジネスに役立つデータを収集することを考えてみます。数あるデータの中から、自社にとって価値があると考えられるデータに着目する場合、その価値を測る指標は、どのように設定すれば良いのでしょうか。

例として、Web広告の一種であるターゲティング広告を取り上げます。ターゲティング広告には複数の種類があります。

例えば

  • 一度ウェブサイトを訪問したことのあるユーザーに表示するサイトリターゲティング広告
  • ユーザー属性(性別、年齢、居住地域など)によって絞り込みを行う属性ターゲティング広告

などです。

一般的に、「サイトリターゲティング広告」の価格は、「性別」「年齢」といった属性によるターゲティング広告に比べて、高く設定されています。これは、より多くの広告主が「サイトリターゲティング広告」に入札するため、その価格が上がっていることに起因します。つまり、広告主にとってみれば、過去に広告主のウェブサイトに訪問したユーザーのデータは、属性に関するデータよりも「価値が高い」と考えているという事実を示しているのです。
このように、収集したデータを比較し、市場での価格差(=価値)を分析することにより、ある程度はデータの価値を推し量ることができます。
これはあくまでも一例ですが、他にもどの程度のユーザーが購買に至ったか、サイトに訪れたかなどで、その価値が決まっていくと考えれば良いでしょう。

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データの価値は”一定”か

同じ種類のデータであっても、活用する人によってデータの価値は異なります。なぜならば、それぞれのゴールを達成するために必要なデータの種類が人によって違うからです。つまり、自社が実現したいことに対する影響度がどれだけ大きいかということが、データの価値を決める上で重要になってきます。先述の例ですと、一度自社のサイトに訪れたユーザー(以下、ユーザーA)は、その他のユーザーと比較して自社の商品やサービスに興味を持っていると考えられます。つまり、ユーザーAはその他のユーザーよちも、購買に至りやすい状態にあり、ユーザーAに対してのみ広告を出すことのできるサイトリターゲティング広告は、他の広告と比較して価値が高いことになります。

こういった考え方に基づいて見てみると、データはわれわれの視野を広げ、新たな購買層を発掘したり、企画のアイデアをもたらしてくれたりする可能性があります。データは集めるだけでは意味がなく、そのデータをどう活用していくかで、その価値は変わっていくのです。
ぜひ、データを分析することによって、自社にとって「価値の高いデータ」を見極めて、経営戦略に活用してください。

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